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毎日新聞4月4日の電子版によれば、福島の除染作業員に対して、大昔のタコ部屋が再現していることが報じられている。日本は、本当に先進国なのか? 法治国家なのか?
<福島除染作業>おかず野菜だけ 手当除くと日当1000円 毎日新聞 4月4日(木)22時52分配信 野菜をゆでただけの夕食、1人当たり2畳で寝起き……。東京電力福島第1原発事故に伴い福島県で進む国直轄除染の作業員が、過酷な労働環境に置かれている。その対価は危険手当を除けば実質ただ働きで、つじつま合わせの「契約書」に署名を迫られるケースもある。ゼネコン中心の元請けから、幾重にも下請けが連なる構造の下、末端の作業員にしわ寄せが及んでいる。 【悲惨な現状】被災地を歩いて:廃炉支える違法労働:福島原発で「偽装請負」横行 往復160キロの交通費も自腹 「人間として扱われなかった」。昨年9月から約2カ月、同県田村市で除染に従事した青森県の男性(59)が漏らす。8畳間のバンガローに同僚と計4人が押し込まれた。最初の夕食に驚いた。おかずはナス、もやし、ピーマンをゆでただけ。会社に不満を言うと「ハム2切れくらい」がやっと追加された。 作業は、原発から20キロ圏内の急斜面での草刈りだった。商店などは近くにない。会社側が用意した昼食は、具のないおにぎりと漬物だけ。食事を作る女性に尋ねたら、朝食は100円、夕食は200円で賄うよう会社側に指示されていたという。 「力仕事なのに信じられないほど待遇が劣悪だった」と男性は憤る。今年2月には福島県川内村で作業員(当時54歳)が作業中に倒れ心筋梗塞(こうそく)で死亡するケースも起きた。 男性に仕事を紹介してくれた知人は「道路脇の草刈り。宿泊2食付き、日当1万1000円」と言っていた。実際その額を受け取ったが、国直轄除染は国から、日当とは別に危険手当1万円が支払われることになっている。危険手当を差し引くと会社側が作業員に支払うのは実質「日当1000円」。県内の最低賃金(5500円)の5分の1にも満たない。 働き始めてから約1カ月後、日当欄が空白の「契約書」に会社からサインを求められた。同僚の契約書には▽額面計1万5700円▽宿泊・食費計4700円を控除▽手取り1万1000円--と書かれていたという。3次下請けに当たる会社は取材に「危険手当を上乗せして支払っていたが、控除の労使協定なしに食費と宿泊代を天引きしていた」と答えた。 作業員への支払いが中抜きされる多重下請け構造。ある建設業者は「うちに下りてきたときには危険手当分はなくなっていた」と証言する。この建設業者は知人の業者に仕事を丸投げしたといい「給与をたたかないと(削らないと)利益が上がらない。結局元請けのゼネコンがもうかる仕組みだ」と嘆いた。【関谷俊介】 昔の、タコ部屋を連想されられる。昔のタコ部屋は、監視されて逃げようとすると暴行を受け監禁されて働かされていた。それと、殆ど変わらないことが現代でも行われている。 こんなことが許されていいものか。政治や行政が正常に機能していないからこんなことが現代でも蔓延することになる。この国に、正義というものがなくなってきている。 行政も、なんでこんなことを放置しているのか。元請けは、腕組みをして大儲けしていることになる。時代劇の映画でもあるまいし、悪代官とつながっている悪の商人が良い思いをしている図式が現代でも堂々と行われていることになる。 筆者は、潜入取材を試みたが年齢の関係で実現できなかったことが残念でならない。政治も行政も、こんな酷いことを見て見ぬふりをしていることが信じられない。 江戸時代でもあるまいし、現代でこんなことが許されていい訳はない。政治も行政も、一体何をやっているのか極めて疑問を感じてならない。またぞろ、ゼネコンが跋扈している。 また歴史は繰り返し、ゼネコンによる贈賄事件が発生するのか。それすらも心配になるバラマキの政治状況がある。 ゼネコンが悪さをして騒がれたのは、そんなに昔のことではないが、新政権によって元の姿に戻ったということなのか。新政権は、このようなことを放置している現実がある。 福島まで行って働く人達の身にもなってみろと言いたい。この国は、何かが狂いだした。
by wakamiyaken
| 2013-04-06 06:28
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