写真は助手の大五郎
by ken
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
演歌の衰退が止まらなくなっています。国家の衰退と平行するように、演歌が振り向かれなくなってから大分経ちました。今では、1枚看板で興行を打てる歌手はほとんどいません。
これだけの退潮は予想以上です。10年前拙著で、近いうちに演歌が振り向かれりなくなるだろう書きましたが、当たって欲しくて書いたのではなく奮起を促したくて書きましたが…。
演歌の黄金時代には、歌手たちがこぞって豪邸を建て高いチケットを買って聴きに来てくれる庶民を見下していました。これでは長くは持たないと思っていたら、今や悲惨な状況に追い込まれておりますが身から出たさびと言ってもいいでしょう。
国家の衰退も、演歌と似ています。バブルの頃、ジャパン・イズ・ナンバーワンとおだてられ、その気になってアメリカの不動産まで買い漁り、高値で買い安値で売り飛ばす有様でした。共通点は、舞い上がって周りが見えなくなっていたことが最大の原因でした。
演歌の場合は、昭和の良き時代の歌は歌詞が良かった。それがいつの間にか、なんでも売れればいいという姿勢になり、曲作りも粗雑になっていました。
歌手も使い捨ての時代になり、良い歌手が育たなくなっていたのも事実です。筆者のように、若いころから演歌が嫌いな男は珍しい存在でした。筆者は、演歌よりもジャズを好んだ。
こんな歌詞もあった。「星の流れに身を占って、どこを寝ぐらの今日の宿、荒む心でいるのじゃないが」この歌は、戦争で家族を失い放浪する夜の女の心情を歌ったものでした。
日本が貧しかった時代を知らない若者が多くなりましたが、演歌が流行した頃は、日本人も貧しくても他人を思いやる心を持っていた時代でした。
日本も、テレビとパチンコで骨抜きにされてしまいましたが、これには某国の陰謀があったことも事実です。もう時すでに遅しです。テレビは、すでに子どもたちまで骨抜きにしました。いじめの問題は、テレビの影響もあるのははっきりしています。。
テレビ番組は、オチャラケのオンパレードで餓鬼に媚びた番組が氾濫しております。某国による、日本の弱体化を進める作戦は成功しました。演歌の衰退は仕方がないとしても、国家がこれほど凋落の速度が速くなるとは思いませんでした。
政治も、スポーツも、経済も、目を疑いたくなるようなことばかり起きております。選挙中は、威勢の良い発言を連発していた安倍総理も、何やら別人のように見えてきました。
演歌の歌手が、1枚看板で興行を打てなくなったように、政治家も1枚看板で国民を引きつけられる人物が不在となっております。お客離れの演歌と、国民の政治離れは似ています。
今回の、衆議院選挙の投票率は59.32%で戦後最低の投票率。かろうじて、50%を超えただけです。前回の09年の選挙では69%でした。
演歌歌手も政治家も、原因はどちらも自業自得の感があります。庶民を見下ろして傲慢になり、自分で自分の首を絞めていたようです。
by wakamiyaken
| 2013-02-07 06:24
|