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出版不況が現実のものとなってきました。書店でもコンビニでさえも本が売れなくなってきております。活字離れは、以前から言われてきましたが、最近それが顕著になりました。
長引く不況が、影響しているのは間違いありませんが教育の問題もありそうです。子どもの時から、本を読む習慣をつけるようにしないと、高校や大学になってからでは遅すぎます。 日本人に、教養がなくなったと言われるようになってからしばらく経ちました。教養は本を読むことによって養われる部分が少なくありません。勉強ができるから教養があると勘違いしないことです。学問の勉強ができるから教養があるとはいえません。学者でも教養のない学者もおります。 いまや、大手の出版社も厳しくなっています。ニューヨークにいるジャーナリストと話をしたとき、ニューヨークては、家庭の主婦でも日常的に本の話や音楽の話をしているそうです。 別にそれが珍しいことではなくて、それが日常になっているのです。日本は最近、主婦もパチンコにハマる人が多くなりました。この現実のギャップは積み重なると大きくなります。 少なくとも欧米では、主婦がカジノに出入りするなどと言うことはほとんどありません。パチンコは間違いなくカジノです。負ける時は1日10万負けます。 初めて日本に来た外国人は、日本では駅前にカジノがあり買い物袋を提げて主婦が出入りしていると言います。彼らにとっては衝撃的な現実なのでしょう。 彼らは、日本にはじめてくる前は、経済力もあり知性も備えた民族だと思って来ていますが、主婦まで真昼間から賭博場に出入りしている姿をみて衝撃を受けます。 本来は、本を読んだり、映画を見たり、音楽を鑑賞するべき時間をパチンコに費やされている現実は、日本人の知的劣化と金銭的な不幸を招いています。もう目を覚ます時です。 出版界全体の売り上げが2兆円を切ってます。パチンコの売り上げが10倍以上の20兆円(11年度は少し落ちてます)。業界トップのマルハンの売り上げが2兆円を超えております。 出版界全体の売り上げよりも、違法賭博でありますパチンコ店トップの店の方が売り上げが多いのがこの国の恥ずかしい現状なのです。その現実を誰も問題にしましせん。 とりあえず、BUSINESJOUMALの報道から確認してください。日本の文化が崩壊寸前です。 クリスマス商戦真っただ中の2012年末、取次(出版物の卸業)から送られてくる大量の本が店頭を賑わせている書店宛てに、突如2枚のファックスが流れてきた。「武田ランダムハウスジャパン 対応のご案内」。そこには、同社の自己破産を申請に伴う、書店における商品の取り扱い方法などが記載されていた。 12年12月14日、武田ランダムハウスジャパンの破たんの報が出版業界を駆け巡った。久々に知名度の高い出版社が倒産に至った。同社はもともと、講談社とアメリカの出版社・ランダムハウスとの合弁会社「ランダムハウス講談社」として設立された出版社。その後、ランダムハウスの経営不振により、両社の合弁が解消される際に、社長の武田雄二氏が全株式を引き取り、10年に武田ランダムハウスジャパンとして再出発していた。しかし、年商13億円を叩き出すような業績のピークはとうに過ぎ、業績は悪化し、今回の措置となった。 少しずつ中小の出版社が廃業に追い込まれていく中で、いよいよ大手も安穏とはしていられない状況が来ていると、業界は騒然としている。ある出版社の営業幹部は次のように言う。 「主婦の友社が、どうも厳しいようだ。大日本印刷が親会社である以上、潰れることはないだろうが、決算も赤字で、すでに10人以上もリストラされているほか、経費の25%削減など経営改善を求められているらしい。また、神保町にある別の出版社は親会社から売りに出されてしまっているとも聞いた。来年からは出版計画もシビアになるようだ。 それに、ある講演会で、新人物往来社の飯田日出男社長が下期の出版計画を3割減らしたと話していた。その理由は、本が売れないからだという。そして、今後はもっと売れなくなるとも付け加えていた。その後すぐに、親会社の中経出版との合併を発表した。こうした業界の先を見越しての合併だろう。飯田社長が言う通り、12年は本当に本が売れなかった。新刊書籍が6~7割返品されるのも当たり前になってしまっている……。 学校の勉強だけを真面目に続けていれば、教養が身につくというものではありません。古典から現代文学まで幅広く本を読むことによって、教養が身に着くということを学校の先生は小学校の時からしっかりと教えるべきです。 本の売り上げが、違法賭博であるパチンコの10分の1ということに、この国の救いようのない実態が現れています。この国に残されて時間は少なくなりました。根本から改めないと大変なことになります。子どもたちに本を読む習慣をつけさせることから始めるべきです。 物と銭に振り回されて、幸せ芝居を続けている時代ではありません。人間の本当の幸せとは何か。この国のありようをもっと真剣に考えるべきです。
by wakamiyaken
| 2013-01-06 07:30
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