写真は助手の大五郎
by ken
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選挙が近くなり、続々新党が誕生してこれから旗揚げする新党では維新の会が最大の目玉となっている。いつも思うことだが、簡単に党を渡り歩く人間がこの国では多すぎる。
他国では、ほとんど考えられない。所属する党に人気がなくなれば、渡り鳥のように他の党に渡り歩くのはどう考えてもおかしい。要するに、個利個略しか考えないで政治に取り組んでいるとしか思えない。
こんなことが、日常茶飯事に起きる国など聞いたことがない。特に日本は、信義を守る国としてビジネスでも世界から認められ、世界第2の経済力を発揮できるようになったが、今では3位に転落している。
新党を渡り歩いて、ついには5党も渡り歩いて口を拭っている議員もいる。義理とか信義という言葉は過去のものとなり、ただ個利個略を追いかけているのが当たり前のようになっている。これでは、領土問題で韓国の大統領に馬鹿にされるのも無理はない。
日本の有権者は、個利個略のために政党を渡り歩く政治家に甘すぎないだろうか? 確かに、民主党を見ていれば、脱出したくなるのも分からないではないが、それにしても、あまりにも安易に新政党を作ったり渡り歩く政治家が多すぎる。日本独特の光景となった。
いつのころからか、日本人には信義を守るとか義理を尽くすとかいうことがなくなってきている。今回の、自民、民主の党首選にしても、どうやら仁義なき戦いの様相を呈している。これでは、昔の東映映画である。
日本政治の特徴は、仁義なき戦いなのである。自分にとって何が得になるか、それが何のよりも優先されるから、政党を渡り歩く政治家が増えることになる。外国では、そんな輩は相手にされなくなるが、日本ではいつの間にか要職に就いてふんぞり返っている。
アメリカだろうと、イタリアだろうと、信義を守れない男は政治に限らず一般社会でも相手にされなくなる。日本という国は、特異な国のようである。簡単に信義を捨てる。
要するに、この国は悪い奴ほどよく眠れる国なのだ。悪い奴ほど、自分の個利個略で政党を渡り歩き、改革という都合のよい言葉をその都度使って有権者をだます。それが、当たり前のように大手を振って歩いているのが、日本という節操のない国に見えてならない。
改革という、都合のよい日本語がある。民主党の体たらくを見ているとそれがよく理解できる。改革という名のもとに一体何をしたか? 約束は、ことごとく破棄されている。今回発足する新党もそうなる可能性がある。
3年前、有権者に熱狂的に迎えられた民主党の体たらくを見ていると、現在の新党も、これから立ち上げる維新の会も、国民との約束をほとんど果たせなかった、第二の民主党になるのだけは避けてほしい。
我々国民も、渡り鳥にだけは騙されないように、しっかりと見極めて投票するべきである。見た目重視や、口先三寸に騙されることなく、信念に基づいて人物をしっかり見極めてから投票したいものである。筆者は、渡り鳥はあまり信用しないことにしている。
by wakamiyaken
| 2012-09-05 08:41
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