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季大統領の、竹島上陸から日韓関係が抜き差しならない状況になってきている。季大統領に関連して、思い起こすことがある。それは、就任直前の出来事であった。
2008年2月22日に、韓国の聯合ニュースの電子版で報道されたが季大統領(当時は就任直前)と小沢一郎氏が(当時民主党代表)が会談した際、外国人参政権の付与とともにパチンコの規制緩和を求めたとする配信があった。 当時季大統領は、小沢一郎氏に次のように要望している「パチンコ産業の規制が変わり、事業を行っている在日同胞らが苦境にある聞いたことにも言及し、関心を持ってほしいと申し入れた」当時は、射幸心の高いパチスロ機が問題となり規制が強化されていた。 その発言に対して、小沢一郎氏は次のように語っている。「パチンコ産業に対しては、帰国次第民団側の話を聞いてみる」としているが、この季大統領の発言にあるように、当時から日本を軽く見ていたのが分かる。就任直前の大統領が、パチンコの話をしている。 小沢氏と季大統領の会談から、2ヶ月後の2008年4月16日付け『民団新聞』には、次のような記事が掲載されている。「民団中央本部の郭進団長やレジャー産業健全化推進協会の会長らは9日、国会内の民主党役員室で小沢一郎代表と面談し、「遊技業業界の規制緩和を訴える陳情書」を手渡した。(中略) 小沢代表は「パチンコ業界の件は、訪韓した折に季明博大統領からうかがっている」と語り、再検討に前向きの姿勢を示した、と報道されている。 当時、筆者のホームページには次のように書いた。「小沢代表が、韓国の季大統領の使い走りをして、パチスロ4号機の規制を緩めるようなことがあったら、この国も終わりを迎えることになる。いくら何でも、それはないだろう」と書いた。 この経緯を書くまでもなく、季大統領の就任直前に小沢氏が表敬訪問した時に、すでに季大統領はパチンコの問題にまで言及している。日本の第二政党(当時)の代表に対して、いうべきことではないと思うが、当時からすでに日本は見下ろされていた。 筆者が、この国は情けない国だと思ったのは、季大統領がパチンコの規制に言及した時には韓国はパチンコを禁止してからすでに2年も経過していた。自国ではパチンコを禁止していたのである。 それにもかかわらず、小沢氏は帰国してから民団(在日本大韓国民国民団)と話をしてみる、と返答している。普通であれば、「あなたの国では、パチンコを禁止しているではないですか」と言うべきであった。 今日本では、約12000店のパチンコ店がある。2010年の売り上げが約20兆円。韓国、北朝鮮系の経営者が約9割。韓国にとっては、パチンコ業界は日本の政治家に守ってもらいたいのは十分すぎるほど分かる。 今や、日本人はパチンコ依存症という病人が増え、魂まで吸い取られて、失われた20年で540兆円がパチンコに消えている。韓国の季大統領が日本の現状を熟知しているから、はなから民主党政権など軽蔑していることであろう。それが行動に表れている。 もちろん、季大統領に軽蔑されても仕方のない実態がある。パチンコ業界に、政治家を筆頭に、警察官僚から、マスコミ業界までぶら下がっている実情がある。業界の資金力にみんなひれ伏している姿がある。 2009年の総選挙で民主党は大勝した。その後、野田現総理は地元の韓国民団の総会に主席して、自ら韓国の人たちにお礼を述べている。その映像は、筆者のHP「若宮健リポート」にアップしているので確認してほしい。 韓国が、はなから民主党政権を馬鹿にしているのは、根拠もなく馬鹿にしているわけではないことを知ってほしい。韓国民団の千葉県連の総会で、野田総理(当時は一議員)が頭を下げてお礼を述べている映像がある。 さらに、野田総理も、管前総理も、パチンコ業界から献金を受けていた事実がある。これでは、季大統領に馬鹿にされるのも無理はない。 1日も、一刻も猶予はなくなってきている。解散総選挙を急ぎ、この国は出直しする必要に迫られているのは間違いない。
by wakamiyaken
| 2012-08-26 10:20
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