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小沢一郎氏に無罪の判決が出た。多分控訴しないであろう。検察が失態を犯していながら、控訴しても勝ち目はない。自民党幹事長は国会喚問を要求するとしているが、このセンスのなさが自民党の実態なのだ。
ことここに至っても、国会喚問を要求するという自民党の政治センスのなさ、国民無視の姿には絶望する。この問題にケリをつけて、進めなくてはいけないことや、決めなくてはいけないことが山積している。 2年半にわたり、日本のマスコミは小沢リンチを繰り広げて恥じることが無かった。こんなバカな国は世界中探しても聞いたことが無い。小沢氏の事件に関して、公平な報道をしていたのは日刊ゲンダイだけである。 小沢氏を叩いていれば、文化人の顔をしていられたと言っても過言ではない醜態を繰り広げてきたのが日本のマスコミの実態であった。小沢氏を叩くことで飯の種にしているのでは、と思われる輩たちも存在した。 筆者が、2年前の2010年4月28に当ブログに書いたものをお読みいただきたい。2年前に、筆者が危惧したことが現実のものとなっている。 検察審査会制度に疑問あり 小沢一郎氏の検察審査会の結論は「起訴すべき」と決まった。小沢一郎氏を擁護するつもりは毛頭ないが、検察が、有罪に持ち込む根拠が無いとして不起訴にしたものを、くじで選ばれた素人が、起訴すべきとするのもいかがなものか。 もしこれから、政治家や企業経営者を検察審査会が次々に強制起訴したとするならば、裁判に対する意味合いも変わってくるのでは……。もし公判で無罪となったら、責任の所在はどうなるのか。どうも分からない点も少なくない。 検察審査会で起訴すべきとして、裁判で無罪の判決が出る可能性は否定できない。その場合は、誰が責任を取るのかはっきりしない。くじで選ばれた素人は、マスコミの報道に左右されやすい。特に、小沢一郎氏に関する報道は、端から極悪人扱いである。 マスコミの報道に左右されやすい、素人の人選で決まる検察審査会の権威とは、そんなに信頼に足るものとは思えない。裁判員制度は、重大事件に限定されるが、検察審査会は全事件が対象となっている。密室で審査される点も問題である。検察審査会制度は、再点検の必要があるのでは。 次々と、強制起訴となり。次々と裁判で無罪判決が出ることも想定される。そういう場合はどうなるのかーはっきりさせておく必要がある。 2年前に書いたとおり、密室で公開されることもなく行われる検察審査会制度そのものに疑問がある。審査会の人選もいいかげんで、はっきりした規定もなく素人が重要な決定に参加することに疑問を呈したマスコミは少なかった。 筆者は、著書でもブログでも集団リンチは止めろと訴えてきた。日本のマスコミと検察には失望していた。今回の判決で、検察に対する追及はどうなるのか、そのことの方が重要な問題である。 この事件の発端は、国家権力が動いた「国策捜査」と強制起訴というあってはならない事案だから、本来は、その問題こそがマスコミが追及するべき問題なのに、何故かそのことに対する追及はあまり行われない。 小沢氏は、最後の陳述で次のように述べている。 「本件は、単に検察の私個人にに対する国家権力の濫用でしかない。野党第一党の代表である私を強制捜査することで政権交代を阻止しようとし、強制起訴することで新政権を挫折させようとした政治性にその本質がある。検察・法務官僚にによる政治の挫折に終止符を打ち、政党政治への国民の信頼を取り戻し、議会制民主主義を機能させなければならない」 確かに、この発言は訴えるべき問題が多く含まれている。ただし、政権が交代してからの民主党の体たらくには国民は絶望していた。小沢氏の問題は別にしても、政権担当能力はなかったのも事実であった。 それを見越して、検察が動いたとは思えない。霞が関の官僚の総意で、小沢氏が進めようとした改革に官僚制度に対する危機感が働いて、検察が国策捜査に踏み切ったのでは、という疑問は消えることはない。 日本のメディアで、検察のやり方に対して疑問を持ち糾弾したメディアは、何度も言うようだが「日刊ゲンダイ」しか知らない。この問題は、日本のメディアの在り方こそが問われなければいけない問題なのだ。 先進国で、国策捜査が行われ、それを新聞各紙が支持応援するなどということが、あっていいとは思わない。あの時に、村木氏に対して検察によるでっちあげ事件があからさまにならなかったら、どうなっていたか? マスコミによる小沢リンチは、無罪判決で終止符を打つべきで、ニュースネタが欲しいからと言って、この問題をいつまでも引きずるようでは、国民が日本のマスコミの在り方について問題提起するべきである。 小沢氏の事件では、マスコミが検察の使い走りをしていた現実がある。検察が小出しにする情報をそのまま垂れ流し、小沢氏に対する極悪人イメージを国民に植え付けた罪はどうなるのか、それこそが問題なのだ。 日本のマスコミは、検察の使い走りをして国民を誘導した責任がある。その反面、法的には換金が違法なパチンコを批判すらできないでいる現実がある。後進国でもあり得ない実態が存在している。 この問題は、国家犯罪に等しいことで、徹底検証しなくては先進国とは言えない。ジャパンイズナンバーワンとおだてられた日本は、おだてに乗っているうちに、国家の中枢の部分が腐ってきていた。 筆者が、パチンコの問題を通じて、この国は中枢の部分が腐ってきていると何度も訴えてきた。ニコ生では、このままで推移すると、どこかの属国になり日本語を使ってはいけないということになりかねないと訴えた。 あの時に、みんなノー天気に笑っていたが実際にこの国は坂道を転がり落ちている。坂道を転がり落ちるときは加速がつくから早い。あっという間に下まで落ちていく。加速がついているのが日本の現状なのだ。 民主党が、生き残る道はただ一つしかない。この問題に対し、真正面から向き合えるかということで決まる。国政調査権を発動して、検察悪行の真実を明らかにする気があれば、民主党も見直される可能性は残されている。 筆者は、検察の体たらくもさることながら、マスコミが検察の使い走りをして小沢氏を集団でリンチしたことこそが大問題だと捉えている。少なくとも、本物の男であれば集団リンチなどやらないからである。 筆者は別に、小沢氏の肩を持つつもりはない。なんで土地を購入する必要があっのか、今でも疑問を持っている。筆者は月刊誌で、パチンコの問題で小沢氏を追及している。しかし、集団リンチに反対し続けてきた。男がやることではない。 この問題は、小沢氏の問題というよりも、国の在り方そのものが問われている事案なのだ。とくに、マスコミの在り方が問われるべきではないのか。それを、主張する人間がいないことこそが末期症状なのである。 2年半にわたり、小沢リンチに明け暮れているうちに、国の存続すら危ぶまれる状況になっている。政治は論外としても、経済も低迷している現実がある。失われた20年はどこに問題があったのか。 失われた20年で540兆円がパチンコに消えている。日本のマスコミは、小沢リンチに明け暮れてパチンコの問題には背を向け続けている。
by wakamiyaken
| 2012-04-27 10:27
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