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警察当局の弛緩した事件が続発している。国民を守るべき存在でなければいけない警察が、一体何をしているのか、という意見が巷ではあふれている。
警官が痴漢をはたらいたとか、窃盗など、破廉恥な事件も続いている。何でも政治のせいにするつもりはないが、政治が正常に機能しなくなると、官僚組織が弛んでしまうものらしい。 あの本部長の会見を見ても、とうも、キャリア官僚で、現場のたたき上げには見えなかった。キャリア重視で現場のたたき上げは無視されているから、組織が弛んでしまっている。 <ストーカー事件>慰安旅行が捜査に影響 千葉県警、再検証 毎日新聞 4月23日(月)19時54分配信 長崎ストーカー事件への対応について記者会見で謝罪する千葉県警の鎌田聡本部長=千葉市中央区の同県警本部で2012年4月23日午後3時1分、石井諭撮影 長崎県西海市の2女性殺害事件を巡り、千葉県警習志野署員がストーカーの被害届受理を先送りした直後に慰安旅行をしていた問題で、千葉県警は23日、旅行が捜査に影響を与えたことを認める再検証結果を公表した。鎌田聡本部長が訓戒処分を受けるなど千葉県警で21人が処分を受け、7人が口頭厳重注意などを受けた。ほかに長崎・三重県警で1人が処分、5人が口頭厳重注意など大量処分となった。 【ストーカー殺人】千葉県警本部長ら21人処分 再検証結果は千葉、三重、長崎の3県警が3月に公表した事件対応の検証結果に旅行の事実が盛り込まれなかった点について、「事実を伏せておくような指示や協議はなく、旅行の影響を過小評価していた」として、組織的な隠蔽(いんぺい)の意図はなかったと結論づけた。 またストーカー被害を受けていた女性に被害届受理の先送りを伝えた同署刑事課係長や、ストーカー対策の責任者である同署生活安全課長が旅行に参加しなければ、「より踏み込んだ対応ができた」と指摘。さらに署長や副署長らも積極的に対応していれば「(殺害の)発生は回避できる可能性があった」と言及し、「幹部としての役割を果たしていない」とした。 当初の検証段階では、同署刑事課係長が「旅行が理由で女性からの聴取を先送りしたわけではない」と証言し、その報告を受けた刑事部幹部はいずれも「問題なし」と判断、その結果、旅行問題が報告書に盛り込まれなかった。一方、本部長に報告する立場の森末治刑事部長は、部下から旅行の報告を受けながら、具体的な説明がなく、旅行についての認識を持てなかったという。こうしてまとめられた当初の検証を再検証は「被害者や国民の視点での評価がない」と断じた。 処分発表と合わせて、警察庁などは鵜沢憲一生活安全部長を千葉県警地域部長に、森末刑事部長を警察庁長官官房調査官に27日付で異動させる事実上の更迭人事を決めた。戒告処分を受けた習志野署の大場仁志前署長は23日付で退職した。【小林祥晃、黒川晋史、村上尊一】 生活安全課は、前からパチンコ業界との癒着が指摘されている。筆者が、パチンコ店の元経営者から聞いた話では、いろいろと接待は行っていたという。北海道の慰安旅行は、全額自腹で行ったのかという疑問が消えない。 12月の北海道は、半端な時期で慰安旅行には適している季節とは言えない。どうも、その辺にも疑問がある。12月の時期ならば、普通は温かいところへ行くのが普通と考えるが…。 この事件は、あまりにも疑問点が多い。パチンコ業界丸抱えの旅行ではなかったのかという疑問である。普通の会社と違い、警察組織が何人も職場を離れて慰安旅行に行くとは初めて聞いた。警察官が、群れて遊ぶとは驚きである。 集団で旅行するような組織ではないと思うがどうだろう。普通の会社なら取引先に謝れば済む話だが、少なくとも警察は公僕である。謝って済む話ではなくなる。実際に、被害者から損害賠償に発展するだろう。 裁判で、損害賠償が認められれば、結局は組織の責任として、国が損害賠償を払うことになる。そうなれば、勿論税金で払われることになるのは間違いない。裁判になったら勝ち目はないのははっきりしている。負けるであろう。 警察の不祥事が起きると、いつも思うことがある。処分が軽すぎるのはどうしてなのかという疑問である。身内に甘い体質は、日本の官僚組織独特の体質で、他国では役人の違反行為に対しては、日本のように甘くはない。 今回の主な処分を見ても、蒲田県警本部長が国家公安委員長の訓告。生活安全部長と刑事部長が警察庁長官の訓告となっている。訓告などという、何十年の前の処罰がいまだに何事もないように行われている。訓告が処罰と言えるものなのか、きわめて弛緩した組織の存在が処罰にも表れている。 訓告とは、ただ注意されるにすぎない。人が殺されているのに、随分と軽い罰則である。役人の訓告などというものが現代で゜も通用していることに、この国の役人天国の実態が表れている。 今回の事件は、どうも、額面通りには受け取れない事件である。
by wakamiyaken
| 2012-04-24 06:54
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