時事通信の電子版によれば、ワシントンで石原都知事が横田基地のことをキャンベル次官補に言及したと伝えられた。この問題こそが解決を急ぐべきである。
横田共用化、早期実現を=米高官に石原知事が要請
時事通信 4月14日(土)8時44分配信
【ワシントン時事】訪米中の石原慎太郎東京都知事は13日午後(日本時間14日未明)、ワシントンの国務省でキャンベル次官補(東アジア・太平洋担当)と会談し、米軍横田基地(東京都福生市など)への民間機乗り入れの早期実現を求めた。横田基地の軍民共用化は2006年の在日米軍再編のロードマップ(行程表)に盛り込まれたが、その後、検討が遅れている。
石原氏は羽田空港では旅客需要を満たし切れないと説明し、「日本の国力の衰退につながる。日米関係のためにこの問題を考えてほしい」と要請。石原氏によると、キャンベル氏はこれに対し、「非常に大事な問題であり、積極的に考える」と答えた。
羽田空港は、これ以上便を増やさないほうがいい。今月8日も、沖縄の帰りに機内で、羽田空港が混雑していますので少し遅れますと放送された。羽田は飽和状態で、現在でも危険をはらんでいる。筆者は、近いうちに事故が起きそうな気がしてならない。
筆者は、海外に行く時は、羽田を使える国でも必ず成田発の便を使うようにしているほどである。それほど、現在の羽田は危険をはらんでいるとみている。
横田基地を、返還してもらえばすべてが解決する。出来るだけ早く横田基地の返還を要求するべきである。横田は日本のもので、アメリカの土地ではない。横田基地は、戦後66年経ても占領状態が続いているようなもので、あんなに立地条件がいいところをアメリカに使わせておくことはないと思う。
横田基地の前を通るのは、何年に一度ぐらいしかないが、本当にもったいない空港である。あの空港を返還してもらえば、間違いなく国力の復活につながる。これ以上、羽田発の国際便は増やすべきではない。安全を考えたら、もう増やしてはいけない。
自衛隊入間基地の管制官から直接聞いた話しだが、羽田の空は危なくて見ていられなくなるほどだと言っていた。着陸を待つ飛行機が、上空で数珠つなぎで待機している状況だという。
なぜか、マスコミからは羽田の空の危険度に対する声が聞こえてこない。。