最愚内閣が、今度は大飯原発の再稼働を決めた。原発の再稼働を政治判断で決めていい訳はない。こんなバカなことをするのは、日本だけであろう。最低、最悪、と続いた内閣も最愚に辿りついてしまった。こうなれば、もう国民は黙っていてはいけない。
そもそも、内閣の閣僚人事が決まらないうちに経団連の会長を訪問した人物である。推して知るべしとはこのことだった。この最愚内閣に対して、マスコミは甘い。まともに批判しているのは「東京新聞」ぐらいのものである。これが納得できない。
安全対策を置き去りにして、大飯原発の再稼働を決めたのは、財界と官僚の差し金なのははっきりしている。そもそも経済産業省の枝野大臣は、官房長官のときに、差し当たり心配ありませんを連発した男ではなかったのか? そんな男を経産省の大臣にすること自体国民を舐めていた。
北朝鮮の騒動にまぎれて、原発の再稼働を決めたようなものだ。どさくさまぎれに決めたと言われても仕方がない。滋賀県や京都、大阪市も反対しているのに強行しようとしている。
先日も書いたが、ここまで来たらデモで何十万人も結集して国会を取り囲んだらいい。そこまでやらないと、最愚内閣は国民をないがしろにして恥じることがない。「のど元過ぎれば熱さ忘れる」の話しではなくなっている。国民を愚弄している。
枝野氏は「7月以降に猛暑が来るので、それまでに理解をいただければありがたい」と言っている。脅しだけは忘れない。最大2割の電力が不足するという根拠も当てにならない。羊のように大人しい国民も、もう目を覚ますべきである。
関西電力が政府に示した、中長期対策の工程表にある85項目のうち、実施されていないものが33項目ある。最初に再稼働ありきで、出鱈目もいいところなのに、国民が納得できるわけがない。このまま民主党政権が続けばこの国は滅びる。
中国に対するビザの緩和でも、あれではノービザのようなもので、沖縄に一泊すれば日本中どこでも簡単に出入りできる。沖縄観光の促進という美名のもとに、とんでもないことが行われようとしている。それとリンクして、カジノの解禁をやろうとしている現実がある。
沖縄の人達は、しっかりその事実を検証しなくてはいけない。沖縄観光振興という美名のもとにとんでもないことが行われようとしている。大飯原発の再稼働も看過できない問題だが、中国に対するビザの緩和こそが大変な問題を抱えていることを知るべきである。
大飯原発の再稼働と言い、中国に対するビザの緩和と言い、現政権には一日たりとも政権を任せられない状況になっていることを国民は知るべきである。
中国人ビザの緩和に関しては、一回の滞在期間の90日が過ぎても、職質でも受けてオーバーステイが発覚しなければどうしようもないという。もしオーバースティが発覚しても、いったん戻ればまた90日、3年間有効となるのでは、ノービザ同然と言われても仕方がない緩和処置である。