大阪市長選の投票日である。今回は、全国の注目を浴びている。人気投票の、様相を呈しているのはいかがなものか? もっと、2人とも政治の実績を語るべきではないだろうか。
前回の投票率は、市長選が43・61%、知事選が48・95%だつた。
多分、どちらの投票も前回を上回るであろう。橋下前知事で気になるのは、あれだけ熱心だったカジノの解禁の話に触れなくなったことである。正直筆者は、どちらの候補も問題があり支持したくない。平松候補は、パチンコチェン店の広告を市営地下鉄に堂々と掲載を許可している。
大阪の、市営地下鉄にはパチンコ最大手のマルハンの広告が、これ見よがしに掲載されている。これは、どう見ても正常な姿ではない。パチンコが健全な娯楽であればまだ許せるが、法律的には換金が違法な業界である。
違法な、業界の宣伝を市営地下鉄の車両に掲載している。
大阪都構想なるものは、庶民にどんなメリットをもたらすものか、それすらもはっきりしない。大阪に住んでいない人は、黙ってろと言われそうだが、事は大阪だけの問題ではない、大阪が元気になればその効果は計り知れない。
カジノなどというものよりも、もっと健全な新しい事業を興すべきである。経済の活性化はカジノからというのは邪道にすぎない。若者たちを、カジノのディーラーにして何になるのか。
日本の将来を見据えた、健全な事業の発掘に力を入れるべきである。
カジノの弊害を知らない庶民は、短絡的に無防備に、カジノの解禁に賛成しようとしている。これは、大変危険なことである。国の将来を誤るようなことをしては、必ず後悔するのは目に見えている。
何も、外国の博打を入れる必要はない。日本には、日本の文化がある。カジノをやるならば、パチンコを全廃してからやるべきである。
はっきり言えることは、。どちらの候補が当選しても、大阪の未来はそんなにバラ色にはならないということだけははっきり言える。
片やカジノ、もう一人はパチンコでは大阪の未来に貢献するとは思えない。今日の投票は、浮ついた人気投票にならないことを祈るばかりである。