民主党で、次の党代表が取りざたされている。党代表イコール総理ということを考えた場合、「
パチンコチェンストア協会」のアドバイザーとして名を連ねている人物が、一国の総理としてふさわしいのか、きわめて疑問を感じてならない。
何故ならば、パチンコの問題では
多くの国民が依存症で苦しみ、犯罪の多発や、自殺の多発を招いている現実がある。そして、法的には換金が違法なままで放置されている。その業界のアドバイザーを務める人物が、この国の首相になるとするならば、納得する国民は少ないだろう。
この国は、何かが狂ってきている。何かがおかしい。良識とか、知性、思いやり、すべて置き去りにされて、銭の力がすべてに優先する社会になっている。勿論、政治の世界も金の力がものを言う。どんな綺麗ごとを言っても、財力のない人物は派閥のトップにはなれない。
現政権の閣僚に、パチンコ議員が2名おられる。海江田氏と鹿野道彦氏である。パチンコ議員が閣僚になることもどうかと思うが、庶民が依存症で苦しんでいる、パチンコ業界のアドバイザーを務める人物が総理になることには違和感を感じてならない。
何故ならば、一国のトップともなれば、庶民のことを思い、この国の生業に対してしっかりとした見識を持っていなければいけないと思うからである。
少なくとも、常に庶民のことを考えていたならば、パチンコ業界のアドバイザーなど引き受けることはしない。
法的には、換金が違法であることを知りながら、その業界のアドバイザーを務めるということは、何を意味することなのか。
国民は、馬鹿ではないから分かっている。この国の政治は末期症状なのははっきりしているが、いくら末期症状だとはいえ、パチンコ議員が総理になっていいものなのか……。
多分、
例によってマスコミはパチンコ議員の部分には触れないだろう。マスコミの、最大タブーがパチンコ批判だからである。もし、
パチンコ議員が総理になるならば、パチンコ業界はますます意気上がることであろう。これでいいのか、この国は。