政府民主党には、相変わらず国民の期待は大きい。しかし最近、もたもたしている印象を受ける。物事は、先に延ばしているとこじれることが多い。アメリカに対する姿勢としては、対等の立場を主張することは賛成である。今までの自民党政権は、何でもハイハイで見ていられなかった。
何時までも、アメリカに占領状態を続けさせるわけにはいかない。日本も、自主防衛を真剣に考えるべきである。自主防衛こそが国民の背骨をシヤキッとさせる道である。国の防衛を他国に任せて、自由だけを主張するのもいかがなものか…。
結論をいたずらに急ぐべきではないが、社会党にまで舐められては納得できなくなる。油紙が燃えるようにペラペラ喋る社民党の党首には失望する。参議院の事情があったとはいえ、社民との連立は正しかったのか? 連立離脱をちらつかせて、足元を見るような社民党の態度は許せない。
何はともあれ民主党は、国民の期待を裏切ることだけはしないで欲しい。それは、マニフェストにこだわれということではない。税収が予想以上に減ったのだから、マニフェストの変更は仕方のないことなのだ。マニフェストにこだわって財政破綻しては身もふたも無くなる。この国は、もう自民党政治には戻れないし、戻ってはいけないのだ。