定額給付金が渡された市町村もあるようだが、筆者に届いたら、麻生さんに叩き返してやりたい思いである。税金を一時的に返してもらうことに何の意義があるのか? それほど年月がたたないうちに、税金として利息をつけて回収されるのは目に見えている。
麻生さんは、国民に施しをしたつもりでいるようだが、これは、国民の税金なのである。国民を頭から馬鹿にしている。国民は端からアホだと決め付けているから、こんな馬鹿げたことも平気でやるのである。2兆円を使うならば、明日の食事に困っている人とか、後期高齢者の医療などに使うべきである。
これをバラマキと言わずして、何をバラマキというのか? 国民も舐められたものである。はした金で票を買えると思っているとしたならば、思い違いもはなはだしい。こんなものは、“屁のツッパリ”にもならない。国民の人心が卑屈になるだけである。
政治に品がなくなった。少なくとも70年代であればこんな馬鹿なことをやろうとしても、良識ある議員がいて馬鹿なことは止めよう、もっと困っている人のために使うべきだということになったと思う。総理に、卑しいとか、さもしいと言われて国民がなんとも感じていないならば、世も末なのだ。それにしても、酷い国になったものである。