L&Gの会長が逮捕された。「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」石川五右衛門が処刑の前に残した辞世の句だが、まさに大泥棒石川五右衛門の言うとおりである。よくもこんなに次々とマルチが跋扈するのか…。改正したといっても法律も甘過ぎる。
まさに「浜の真砂は尽きるとも…」なのである。それにしても、いつの場合も、政治家の関与はほとんど表にでてこない。証拠隠滅を待つように逮捕も遅すぎる。マルチの問題は、被害者も加害者になることに救いようのなさが潜んでいる。次の顧客を勧誘するから、加害者にもなるのである。
上級会員たちは甘い汁を吸いながら口をぬぐう。そして、逮捕されることもなく終結する。この辺に、法律の甘さが潜んでいる。立法にも問題がある。いつの場合も、広告塔が罪に問われることがない。これはどういうことなのか。中には大学教授もいる。
広告塔の芸能人たちは、高いギャラを貰いながら罪の意識がないのか? いつの場合も、そんな組織とは知らなかったで通用する。なんとも呆れた国である。国にしまりがなくなっている。なけなしの金を叩いた人達は、泣き寝入りで終わりになる。呆れた国である。