先日、某テレビ局では竹中平蔵を引っ張り出して、言いたい放題言わせていた。自由主義の国だから誰が何を言ってもいいかもしれないが、日本のマスコミはあまりにも酷すぎないか、と言いたい。小泉と組んでこの国をおかしな方向に導いた張本人を、またぞろ持ち上げだした。
日本のマスコミの良識はどこにあるのだろう。某新聞は、一面に大きく竹中に書かせている。テレビも新聞も、一体どうなっているのだろう。多くの国民は、この国をおかしくしたのは小泉・竹中が「アメリカンスタンダード」を「グローバルスタンダード」だと言って、国民に押し付けた結果であると認識している。
マスコミだけがその認識がないのか? それとも、読者や視聴者を舐めているのか、どう考えても納得がいかない。こんなことばかり続くから、テレビ局も新聞社も赤字体質になるのは仕方のないことだと考える。
アノ小泉・竹中を持て囃し、ホリエモンや村上を持て囃しのは間違いなく日本のマスコミである。この国では、マスコミのミスリードが多すぎる。マスコミは批判にさらされることがない。だからといって、でたらめが許されていいものか?
国民の多くは、小泉・竹中のやったことは間違いだったと気がついているのに、国民を小ばかにしたような新聞・テレビの姿勢に疑問を感じてならない。この国は、政治家と官僚とマスコミによって滅びる。